自己肯定感だけでは語れない!
ビリーフとセルフイメージ
皆さんは、自己肯定感という言葉をよく聞くと思います。
世の中には、それに関する書籍や方法論がたくさん出ています
・自己肯定感が高ければ高いほど良い
・自己肯定感が高い子供に育てれば良い
と思っている方も多いでしょう。
もちろん、私もそう思っていますし、そう思っていました。
が、自己肯定感が高いだけではどうもうまいくかない、
という例もたくさんあることにじわじわ気づいてきたのです。
今から、自己肯定感だけでは語れない、
人生において大切なこと2つを説明しますね。
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ビリーフ(思い込み)
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ビリーフ(belief)とは信念、信条、信仰、確信、信じることを意味する言葉です。
つまり、客観的な事実ではなく、自分が信じていることです。
心理学では特に、「信念」、「思い込み」として使われています。
………………
このビリーフは人間の行動や能力をまさに司るパワフルなものです。
「私は仕事ができる人間だ」というビリーフを持っていると
行動も仕事ができる人間がするように、軽やかにさまざまなこなし
積極的に行動することができ、失敗したとしても「次は〇〇を改善しよう」と
前向きに自分の行動・思考を変えていけるかもしれません。
逆に
「私は仕事が苦手だ」と決め込んだ場合、
仕事に対して腰が引けてしまい、苦手なことを強化してしまう行動をするでしょう。
そこで上司に苦言を呈され、やっぱり「私は仕事ができないのだ」と
負のループに陥ることも。
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セルフイメージ
これは、ある意味自己肯定感にも繋がるし、ビリーフでもあると思います。
自分に対して抱いているイメージや自己認識のことです。
例えば、
「自分は〇〇なタイプだ」
「自分は〇〇が好き/得意!」
「自分は〇〇が嫌い/苦手…」
これらのような、「自分=〇〇」というイメージや印象のことを指しています。
セルフイメージを高める方法は・・・↓
1日5分!セルフイメージを高める一週間プログラム Japan Learning Center
例えとして、異性関係を考えてみましょう。
セルフイメージとビリーフがポジティブなもので、
「自分は価値のある人間だ」と思っているとしましょう。
それってとても良い状態ですよね。
ですが、この状態でも異性関係がどうしてもうまくいかない人もいるのです。
例えばその方が「男性/女性は信じることができない」というビリーフを持っていると
(幼少期などにそう信じる何かがあったのでしょう)
きっとその人は自分に自信はあるのにもかかわらず、
なぜかいつも信頼・信用できない異性と一緒にいることを選ぶ
まはた疑いが先に来て、異性と心地よく一緒にいられないことを選ぶでしょう。
…心当たり、ありませんか?
自分ごとですが、
私は、一気に物事が変わって見えたのは
この、自分を縛っていた「制限のビリーフ」に気づき、
それをより良い「力づけのビリーフ」に変えた時でした。
人生において、目が覚めるような気づき(パラダイムシフト)、そして
視点の変化を得ることができ、
それが大きな転換となりました。
まるで、今までかけていたメガネの色を
赤から青に変えたような、それくらい
世界が変わって見えたのです。
禅語で
「一水四見」いっすいしけん
という言葉があるそうです。
同じものでも、見るものの見方によって違ってくることを説いています。
水一つをとっても、同じ水でありながら天人はそれを宝石で飾られた池と見る。
人間は水と見る。餓鬼は血膿と見る。魚は自分のすみかと見る。
さっと見ただけでも、4通りの見方があるのです。
まさに、どれだけ人間が己のフィルターをかけて物事を見ているかということですよね。
あなたもぜひ、この自分の行動を止めていたり、望まない方向に連れいく
制限のビリーフを変えて、セルフイメージも同時に高めていきましょう!
ご自身を止めていたビリーフに気づき、
良い方向に変えるのには、NLPカウンセリングがおすすめですよ〜。
ご自身の抱える問題や自分のことを話すのに従って
たくさんのご自身が持つビリーフに気づいていきます。
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