オレンジスタジオについて

オレンジスタジオは、東広島市八本松にあるこじんまりとした音楽教室です。
身体障害・知的障害・発達障害に関わらず、音楽が好きなお子さん・保護者・本人様の個々の要望・目的に沿ったピアノレッスンと音楽療法セッションを提供しています。
障がいを持ったお子さんへの音楽療法、子どもからシニアまでのはじめてのピアノレッスン~本格的なピアノ演奏など、対応可能です。

代表の想い

▶ Music is a universal language.

「音楽は、世界の共通言語」

日本の音大に在籍中、ひたすらテクニックの向上やうまく弾くための練習に明け暮れる中で疑問がわいてきました。
「音楽って、演奏者と聴衆のためだけのものだったっけ?」
「もっと、他に必要な人に役に立つことができるのではないか?」
そんな時に出会った音楽療法という分野。演奏会場を飛びだして、音楽を介し人の役に立つことができる新しい分野だと思いました。

しかし、日本には当時まだ音楽療法を本格的に勉強できる大学はありませんでした。アメリカが音楽療法の分野では抜きんでているということで、大学卒業後に渡米。直後に、NYのテロを経験しましたが、良いも悪いもたくさんの貴重な経験、そして大学・大学院と外国生活を通して大きな学びを得ることができました。

ヨーロッパに留学した人もしばしば言いますが、アメリカも日本の音楽に対するスタンスとは随分と違います。生活の一部として文化に根差しているというか(いわゆる西洋音楽は西洋が発祥なので当然なのですが)。

どもでも、シニアの方でも、障がいがあっても、健常でも、家でも、病院でも、車の中でも、演奏会場の外側でも音楽は身近なところで存在していました。…それはどんなに言語や文化が違っても、万国共通なはずです。


日本でも、そんな風に音楽に近い距離で暮らしていけたら…。

▶ 音楽教育のその先を見つめて

レッスンを受けることにより、もちろん演奏技術や音楽性は向上します。けれども、音楽を学ぶということはそれだけではありません。日本では、音楽教育の教育の部分にこだわりすぎるのか、音楽をする私たちの内面のことを忘れがちだと感じます。

例えば、音楽教育を通して子どもたちは感性、知性、身体、などの能力を養うことができます。大人やシニアの方は、日々の忙しい生活の中に、潤いと活気を得ることができます。障がいのある人は、できることから少しずつ音楽ができるようになり、最終的には自己肯定感を養うことができます。

人生のどの段階にいるかによって、人それぞれ目標は変わってきますが、音楽をすることが、人の内面を磨き、人生を明るくすることに変わりはありません。

音楽教育のもう一歩先をみつめて、あなたの人生をより充実させるお手伝いができたらこんなにうれしいことはありません。

米国認定音楽療法士・ピアニスト
高橋 加良子

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